2010上海万博 朝鮮民主主義人民共和国館

朝鮮館の概況


 朝鮮館は1,000平方メートル規模ののパビリオンで、2010上海世界博覧会のテーマ「より良い都市、より良い生活をより一層美しく」に沿って「大同江(テドンガン)文化に基づき繁栄する平壌(ピョンヤン)」というテーマで作られた。

 国名:朝鮮民主主義人民共和国  Democratic People's Republic of Korea

 人口:2,211万人          首都:平壌(ピョンヤン) Pyongyang

                
国旗                            国章

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1日4万人の来館者で賑わいを見せる朝鮮館
■「Aゾーン」の中でひときわ目を引く朝鮮館。 他のパビリオンは長い待ち時間が必要だが、朝鮮館はスムーズ。 さっと入って、さっと見回ることができるので、「ちょっと朝鮮に行ってくる」気分になれる。

   
大人気の万博パスポートとスタンプ、朝鮮の国旗バッチ
■朝鮮館で販売する「中国2010年上海世博会パスポート」(各国のスタンプ集めのためのパスポート)。 千里馬(チョンリマ)銅像の図案と、近隣する他の国のパビリオンと違い「スタンプ無料」ということで、人気が高い。

   
朝鮮館の「目玉」‐4.5メートルにもなるチュチェ思想塔と大同江、大噴水のレプリカ
■展示場入口から内部の左側に現代的な都市で変貌した平壌(ピョンヤン)の姿を主体思想塔を中心にした大型プロジェクターで見せている。 「チュチェ思想塔」やネオン輝く噴水の前が撮影スポット。

   
朝鮮式の東屋築山や小石洞、展示コーナー
■展示場右側には設けられた大城山城と高句麗壁画古墳など、平壌の悠久の歴史を示すレプリカ。 パビリオン面積は決して広くないが、効率よく回れた。

   
朝鮮の歴史と文化、今日の平壌を紹介するコーナー
■朝鮮の首都・平壌の発展ぶりがよくわかるように、朝鮮の民俗と風習、歴史遺跡、平壌の四季、保健、教育、芸術など各分野の成果を大型スクリーンとマルチビジョンで映し出している。

   
マニアに大人気の朝鮮切手コーナー
■「中国2010上海世博会朝鮮館訪問記念」と書かれた万博記念切手(シート)。 イラストと写真の切手が1枚ずつあり、水と緑の美しい国をシンボライズしている。 記念切手やカタログなども販売している。


 
朝鮮の紙幣とコイン、ピンバッチコーナー
■人気を集めている朝鮮紙幣とコインの展示&販売コーナー。 故金日成(キム イルソン)主席の肖像画紙幣など、なかなか手に入らない朝鮮紙幣や記念コインに興味を引かれた。 朝鮮国旗ピンバッチも人気。

 
「ほっと」コーナーで「カルメサン」ミネラルウォーターを
■広くないパビリオンスペースだが、「神秘の国」に対する好奇心と物珍しさで客足が絶えない朝鮮館入場者たちの”ノド”を潤す飲料コーナー。 「カルメサン」ウォーターは一味違う格別なおいしさだった。 

   
 出口前の美術・工芸コーナー
■出口前に並ぶ朝鮮画や油絵、石細工や彫刻、刺しゅうをはじめとする手工芸品展示・販売コーナー。 チマ チョゴリや各種民芸品も扱っている。 写真上右は、朝鮮館のレーザー石彫品。

 
ライトアップされた朝鮮館と入場を待つ人たち
■1日4万人が入場するという朝鮮館の夜景。 夜空に輝く朝鮮の国旗と国名は、万博入場者とくに中国と欧米人旅行客の好奇心を呼び起こし、地元紙には「DPRK Pavillion a big hit」の見出しが。
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